不動産売却前のリフォームは不要?リフォームせずに売る方法をご紹介

2022-07-12

不動産売却前のリフォームは不要?リフォームせずに売る方法をご紹介

この記事のハイライト
●不動産売却前には、大掛かりなリフォームは原則として不要
●リフォームする際は必要最低限な箇所のみにして、費用をかけすぎないのがポイント
●ホームインスペクションの実施や、不動産会社による買取で売却する方法もある

不動産を売却する際、リフォームしたほうが売れやすくなるのではとお考えの方もいるのではないでしょうか。
しかし多くの場合、不動産売却前のリフォームは不要です。
今回はリフォームが不要な理由や、リフォーム以外でできる対策方法をご紹介します。
千葉県佐倉市で不動産売却をご希望の方は、ぜひチェックてみてください。

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不動産売却前のリフォームが不要な理由とは?

不動産売却前のリフォームが不要な理由とは?

不動産売却において、リフォームは基本的に不要なケースがほとんどです。
売却前のリフォームにはどんなメリット・デメリットがあるのか、また事前の工事が不要な理由とともに確認していきましょう。

リフォームのメリット

リフォームをおこなうと、物件がきれいになるため、買主に与える印象が良くなります。
結果的に、早期売却につながる可能性が広がるでしょう。
また買主にとっては、購入後にすぐ入居できるメリットがあります。
そしてリフォームローンを組む必要もないので、ローンを組む手間を省きたい方や、新築物件と迷っている方にもアプローチしやすくなるでしょう。

リフォームのデメリット

不動産売却前にリフォームしても、工事にかかった費用を回収できない場合があります。
売り出し価格に工事費用を上乗せすると、中古物件の魅力である安さが損なわれてしまうためです。
また、せっかくお金をかけてリフォームしても、買主の好みに合わなければ購入してもらえません。
リフォーム済みとして売り出されている不動産もありますが、その多くはフルリフォームの物件です。
フルリフォームには多額の費用がかかるため、費用を回収できない可能性はさらに高まります。

大掛かりなリフォームは不要

リフォームによりきれいになれば売れやすくなる一方、工事費用を回収できない可能性があります。
そして工事期間中は、売却活動も進めにくくなります。
せっかくの売り時を逃すリスクがあるため、大掛かりなリフォームは不要です。
不動産売却前に工事するとしても、簡易的なものにとどめておくとよいでしょう。

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不動産売却前にリフォームが必要なケース

不動産売却前にリフォームが必要なケース

基本的に売却前のリフォームは不要ですが、不動産の状態によっては工事が必要となるケースもあります。
以下に当てはまるときは、リフォームを検討してみましょう。

  • 汚損が激しいなど見た目の印象があまりにも悪い
  • 給湯器などの重要設備が壊れている

水回りのカビが目立つ場合や、壁に穴が開いているなど損傷が激しいと、見た目の印象が悪くなりやすいです。
見た目の印象は購入判断に大きな影響を与えるので、あまりにも汚損が激しいときはリフォームが有効です。
また、最低限の設備が故障していても売れない原因になります。
多少の汚損は気にしない買主でも、最低限の設備が整った物件を自分好みにリフォームしたいと考える方が多いためです。
そこで給湯器などが故障している場合は、修理したり新しいもの交換したりすると良いでしょう。

リフォームにかかる費用

リフォームにかかる費用は、工事内容や使用する建材・設備によって大きく異なります。
フルリフォームする場合は、400万円以上かかることもあります。
工事箇所別の費用相場は、それぞれ以下のとおりです。

  • 壁紙(10㎡):1万円~2万円
  • フローリング(6畳):7万円~9万円
  • トイレ:10万円~50万円
  • キッチン:50万円~150万円
  • 洗面所:20万円~50万円
  • 浴室:50万円~150万円

ただし前述したとおり、不動産売却前のリフォームは基本的に不要です。
そのため、必要最低限な箇所にしぼってリフォームすると良いでしょう。
どんなに高くても、不動産売却前のリフォームは100万円以内に抑えるのがおすすめです。
それ以上の工事が必要と思われる場合は、値下げを検討してみてはいかがでしょうか。

閑散期の工事がおすすめ

不動産の取引がもっとも活発になるのは、新年度を控えた1月~3月です。
もし不動産売却前にリフォームするなら、前年の11月~12月までに工事を完了させるのがおすすめです。
また夏は暑すぎるため内覧に訪れる方も減り、不動産の取引が鈍くなる傾向にあります。
そのため時間のかかる工事は、夏場の閑散期におこなうと良いでしょう。
ただし、屋外作業をともなう工事は天候に左右されるので、梅雨や台風シーズンにはご注意ください。

ハウスクリーニングで十分な場合もある

汚損の状態によっては、ハウスクリーニングで十分な場合があります。
リフォームよりも安価・短期間で室内の状態を改善できるため、まずはハウスクリーニングを検討してみると良いでしょう。
目立った問題がないと思われる場合でも、汚れやすい水回りはハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。
個人では落としきれない頑固な汚れも、専門業者に依頼すればきれいに取り除いてもらえます。

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リフォーム以外で不動産売却前にできる対策方法

リフォーム以外で不動産売却前にできる対策方法

物件の不具合を解消する方法は、リフォームだけではありません。
不動産売却前に、売主側でおこなえる対策はほかにもあります。
リフォームする際の手間や費用と比較しながら、対策をおこなうと良いでしょう。

ホームインスペクションを実施する

ホームインスペクションとは、専門家が住宅の劣化状況や不具合・欠陥の有無を調べる診断のことです。
ホームインスペクションを実施すれば、リフォームの必要性や優先順位、工事にかかる費用の目安などを判断できます。
また、買主にとってもホームインスペクション実施済みであるかどうかは、重要なポイントとなります。
何かしらの不具合や欠陥が生じていても、どこを修繕すれば良いのかが明確なので、安心して購入に進めるためです。

簡易リフォームをする

軽度の汚損であれば、自身で修繕・リフォームすることも可能です。
壁や床にできた小さな損傷程度なら、ホームセンターで購入できるアイテムで修繕できます。
また、ベランダや庭のお手入れなど、屋外の清掃も済ませておきましょう。

古家付き土地として売却

リフォームでも改善できないほど建物の状態が悪いときは、古家付き土地として売却する方法があります。
築年数の経った物件でも、そのままの状態で不動産売却できます。
ただし売却価格は土地のみの値段となり、建物の解体費用は売主負担となるか、あるいは土地価格から値引きするケースが多いです。
それでも工事の手間が省けるため、古い家をお持ちの方は検討してみてください。

建物を解体する

古家付き土地としての売却が難しいときは、建物を解体するのがおすすめです。
更地ならすぐに建物を建てられるため、買主が見つかりやすくなる場合があります。

不動産会社の買取を利用する

そのままの状態ではなかなか売れない物件は、不動産会社の買取を利用してみてください。
不動産会社が買主になるため、売却活動をする必要がありません。
また現状渡しが基本なので、リフォームにかかる費用の負担もありません。

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まとめ

不動産を売却するなら知っておきたい、リフォームが必要となるケースや対策方法をご紹介しました。
原則として売却前のリフォームは不要ですが、物件ごとの状態に応じて判断する必要があります。
そこで不動産会社と相談しながら、売却活動を進めていくと良いでしょう。
私たち「宝拓」では、価格査定の依頼を受け付けております。
千葉県佐倉市で売却前にリフォームするかどうかでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

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